【ロボすごろくへの道④ ~楽しいゲームは楽しく作る~】
ロボすごろくへの道 ④
こんにちは。corominの新人開発担当者です。
引き続き、ロボすごろくについてお話ししていきます。
さて、テストプレイの結果を受けて、100分のプレイ時間を30分にすること、つまりプレイ時間70分削減を目標として設定しました。そして前回の記事では、そのうち15分は達成できたというお話をお伝えいたしました。
残りの55分をいかにして短縮するか、ということを考えていた私は、ロボすごろくのある特徴に注目しました。それは、第2回の記事でご紹介した、あの要素。すごろく盤が、複数エリアに分かれているというものです。
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。そうです。私は、このエリアの数を増減させると、プレイ時間が大きく変動することに着目しました。
当時の構成は、1エリア25マスx4エリアの、合計100マス。そこで、このうち1エリアあたりのマス数、エリア数とも、設定から調節できるように変更し、初期値としては1エリア16マスx3エリア、合計48マスを設定しました。この設定では、前回の15分短縮に加え、ゲームの長さが約半分になっているので、40分程度で遊ぶことができます。
時間が長すぎた問題は、これで解決です!設定次第で30分に収めることも、100分かけて遊ぶことも可能になりました。1度にたっぷり遊びたい人、限られた時間で遊びたい人、どちらも満足できる素晴らしい仕組みです。
当初の予定とは異なる結末でしたが、このプレイ時間という問題に挑戦したことによって、ロボすごろくに新たな機能が誕生しました。
「ロボすごろくへの道」はこれにて終了です。お読みいただきありがとうございました。
<終わり>
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